OL雑談会とは、働くOLによる日常的な困りごとをあくまで前向きに話し合う会です。
今回のテーマは『ずるい人』について。『ずるい人』と聞いてどのような行動が思い浮かびますか?
ミチコとジュンコが職場でずるいと思う行動はこんな感じでした。

私が思うズルい行動は『いいとこどり』かな。
その人、普段は何もしないのに上司が来た時だけ積極的だったなー。

それに近いやつで、『上司や権力者にだけ愛想がいい』もなかなか…
同僚や後輩には冷たい態度だし、とりにいっているなーと思う。
その他、仕事の場で「ずるい」と思われる行動例
♦︎手柄を横取りする
チームで進めた成果を、自分ひとりの功績のように上司へ報告する。陰で支えた人たちは「ずるい」と感じやすい。
♦︎楽な仕事だけ引き受ける
成果が目立ちやすい案件や、負担の少ない業務ばかり選び、面倒な部分は他人に任せる。
♦︎努力しているふりをする
忙しそうに見せかけるが、実際は大した成果を出していない。会議や残業で“頑張っている姿”を演出するタイプ。
ずるい人の内面にあるもの
表面的には利己的・狡猾に見えますが、
その奥には恐れ・不足感・自我への執着があるようです。
仏教的にも心理学的にも、この行動は『苦しみから逃れようとする未熟な反応』と捉えられます。
【1】損をしたくないという恐怖
「自分だけが損をしたらどうしよう」 「自分の価値が下がる」
これらは他人より「優位に立ちたい」という不安と比較の意識
【2】自己肯定感の欠如
「正々堂々と向き合う自信がない 」「自分だけは守りたい」という防衛本能
【3】自我への執着
自分を特別扱いしてほしいという願望。「自分は正当だ」「自分はうまくやっている」という錯覚を守りたい
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どう関わればいいか?
ずるさは、自我を守るための幼い防衛。
「相手の問題、自分は誠実であることを選ぶ」を意識し相手に振り回されず、意識を自分軸に戻すことが大切です。
とはいえ、「ずるい人を許せない」「ずるさにイライラしてしまう」と感じてしまいますよね。
あなたが怒りを感じるのは、誠実であろうとする心の表れでもあります。
しかしこれもまた、度を越えるとあなた自身も執着になってしまうのです。
「自分は正しい」という心のとらわれ「この人は悪」「私は善」と心の中でジャッジしてしまうことは自分の苦しみになります。
相手を変えるよりも、自分の心を目を向けることが大切かもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ミチコとジュンコでした♡

