【003】機嫌を振りまく困ったさん

人間関係

OL雑談会とは、働くOLによる日常的な困りごとをあくまで前向きに話し合う会です。


今回のテーマは『機嫌を振りまく人』について。
その日の気分によって態度がコロコロ変わり、周囲を振り回すタイプです。朝はニコニコしていたのに、午後には不機嫌オーラを漂わせ、近づくだけでピリピリ…。知らず知らずのうちに、まわりはその人の“天気予報”を読み取ることに神経を使うようになります。
人によっては“空気を読みプレッシャーになっている”場合があります。
これは本人が意図的でなくても、職場の人間関係に微細な緊張をもたらすことがあるのです。

ミチコ
ミチコ

Kさん、午前中は不機嫌で声をかけづらかったのに、ランチから戻ってくると上機嫌だったんだー。

ジュンコ
ジュンコ

だねー。さっきまでのピリピリムードが嘘のよう…

ミチコ
ミチコ

Kさんに相談したい案件があるんだけれど、機嫌良いといいな…

なぜ「機嫌を振り撒く」のか

♦︎自己コントロールが苦手
感情を切り替えるスキルが未熟で、外に出してしまう。
楽しいときは非常に明るく、機嫌が悪いときは露骨に態度が変わる傾向があります。

♦︎構ってほしい心理
自分の機嫌を察して、まわりが動いてくれることを期待している。
もしくは、周囲が気を遣うことが“当たり前”になっています。

♦︎ストレス過多
余裕がなく、つい態度に出てしまう。
また、根底には自分の不安や承認欲求の裏返しであり、「無自覚な慢心」となることがあるのです。


上手な付き合い方

機嫌に巻き込まれない線引きをし、事実ベースで話し、必要最小限の接触!!
「相手の機嫌は相手のもの。自分の責任ではない」と意識することで、過度に気に病まずに済みます。
心の中で(知ったこっちゃない!)マインドでいきましょう。
「この件は○日までに必要です」と事実に基づいて淡々と伝えるのが大切です。あくまで仕事なのでやることはやっておいた方が、後々よかったりします。
勇気が入りますが割り切りも大事です。
伝えるべきことを伝えたのちは、無理に場を和ませようとせず必要な会話に絞る。相手の感情の嵐に深入りしないことが、自分を守ることにつながります。
モヤモヤするかもしれませんが本来、自他の心はそれぞれ自由であること。
そして、他人に機嫌を読ませようとするのは『自我の押し付け』と線引きをし、距離感を保つことが大切ということです。その分ご自身や自分にとって大切な人のために時間を使った方が幸せではないでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
ミチコとジュンコでした♡