【001】 こんな時どうする…思い込みが強い上司の接し方

人間関係

OL雑談会とは、働くOLによる日常的な困りごとをあくまで前向きに話し合う会です。


今回のテーマは『思い込みが強い上司』について。
一度「これだ」と決めつけてしまうと、他の意見を聞き入れず突き進んでしまう。そんな姿に振り回され、疲れ切ってしまった経験を持つ方も少なくないでしょう。

ミチコ
ミチコ

思い込みが強い人に正面から「それは違います」と否定するのは微妙かもって思ったわけ。

ジュンコ
ジュンコ

そうだね。内容云々より、『否定された!』にフォーカスがあたって話が届かなくなるよね。
「そうなんですね。」「1点確認させてください。〇〇ということでしょうか」みたいに一旦受け入れたことを伝え、確認形式で質問をしていくと、相手に『考えさせる形で意見を揺らがせる』ことができる時があるよ。

ミチコ
ミチコ

へぇ〜!確かに質問に答えてるうちに、自分でもなんとなく辻褄が合わなくなったり、
記憶が蘇ったりするね。
それで、勘違いしてたって謝れるといいけど。

上記のような対応方法も一つですが、その他にも様々な考え方がありますのでいくつかご紹介します。

♦︎「事実ベース」で話す
重要度が高い内容の場合はどうしても話を前に進めないといけないことがあります。
そのような時は、感情や主観ではなく「数値」「データ」「客観的な資料」などを使って伝えると、上司も受け入れやすくなります。
例)「先日、先方からいただいた資料では、このようになっています」

♦︎一度“受け止める”姿勢を見せてから、場を改めて再提示
タイミング次第では、反論しにくい時もあります。
その時は一度受け止め後日、資料やメールで別の視点を提案するのも有効です。
これは急ぎの案件でない限り、とても有効な手法です。
日を改め、何気ない会話の途中で「先日の件ですが…」とさらっと伝えると話が進んだりすることもあります。

♦︎ムリなときは「戦わない」
どうにも思い込みが強く、頑固で他の意見を全く聞き入れないタイプなら、
可能な限り距離を取り、巻き込まれないようにすることです。
思い込みが強い人は、『こうと思ったら、こう!!!』と踏み入る隙がないことが多いので
こちらの力ではどうしようもないと割り切ることも必要です。

場合によっては、思い込みが強い上司でもなぜか聞き入れてもらいやすい人っていたりします…。
その人に同席してもらい、足りない部分をフォローしてもらうとうまくいくケースも実際にはあったりします。
なかなか納得がいかない部分ですが、仕事をする上でどうしても必要な場合は検討しても良いのではないでしょうか。
納得いかないですが。(笑)

というわけで…
思い込みが強い上司に対して必要なのは、力でねじ伏せることではなく、相手のプライドを保ちながら冷静に現実を差し込む工夫と思います。
否定せずに受け止め、事実を味方にし、巻き込まれない工夫を持つ。そうした姿勢が、自分を守りつつ職場を前に進める知恵になるのではないでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
ミチコとジュンコでした♡