【005】「自分以外に興味がない人」の関わり方

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「自分以外に興味がない人」と接すると、
心の距離を感じたり、寂しくなったり、
時に苛立ちを覚えることもあるかもしれません。
そうした人もまた「ある種、心のクセ」によって偏っている状態だと見ます。

・・・自分のこと以外に興味がない人の心理・・・

【1】自己中心ではなく『自己保身』
・ 「他人に興味を持つ余裕がない」ほど疲れていたり、
不安だったりします。
・ 人に気を配る力が育っていない
・  自分の安全・利益を守ることで精一杯

【2】『無関心』の仮面をかぶった不安
・ 他人に興味を持つと、自分も興味を持たれる
(=踏み込まれる)と感じ、距離を置いている
・ 「関わりたくない」ではなく、「巻き込まれたくない」
・  傷つきたくないという無意識の防衛反応

・・・向き合い方・・・

【1】相手を変えようとせず、自分の心を整える
+ 相手に期待しすぎない
+  関心を持たれなかったからといって、
自分の価値が下がるわけではない

【2】関係を必要以上に密にしない
無理に仲良くなろうとしないことも慈悲の一種。
適度な距離を保ち、「縁があればつながる」という自然な流れに任せる。

自分のことにしか興味がない人=他人に向く余裕のない人。
その“閉じた心”の背景には、心のクセや不安が隠れています。
相手に飲み込まれず、あなた自身の心をしなやかに保つことが大切です。
「自分以外に興味がない人」の関わり方に
お悩みの方へ参考になればと思います。