職場ですぐに疲れる人は「誰かの気持ち」を考えすぎていませんか?
職場にいるメンバー全員の気持ちを考えるので、
働く前にパワーダウンしてしまう。
そして1人でも嫌な人がいると、その人のことで頭のリソースがとられます。
職場に嫌な人だらけだと会社に行く前から燃え尽きてしまう…
そんな経験がある方はぜひ読んでみてください。
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【1】際限がない
相手の機嫌・気分・表情・言い方……
すべてを「どう思っているか」と読み取ろうとすると、
心が休まる暇がありません。
【2】正解がない
他人の本心は他人にしかわからず、考えても推測にすぎません。
正解がわからないため、際限なしに考え込んでしまい、
エネルギーだけ消耗してしまいます。
【3】自己否定や過剰な責任感につながる
「自分が悪かったのかもしれない」
「気を悪くさせたのではないか」
というように自分を責める方向に向かいやすくなります。
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ここで仏教的に見ると
+ 「取著(しゅじゃく)」=とらわれの心
+ 「我執(がしゅう)」=自分や他人の心に対する執着
と言うそうです。
• 他人の心をコントロールしようとする
(好かれたい、嫌われたくない)
• 評価されることへの執着
• 他人に対する“過剰な共感”が自我意識を強める
仏教では、「思いやり」は大切にしつつも、「気にしすぎ」は執着である」と教えるそうです。
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対処方法は『事実と感情の線引き』をすることです。
しかし、簡単なことではないですよね…
誰かのことを思うことはとても素敵なことですが、
まずは自分のことを大切にすることが必要です。
そこでやってみていただきたいことが「今、自分は何をなすべきか」に意識を戻す。
誰かのことでいっぱいになった思考を別のことを考えることによって
「意識を切り離す」ということです。
『誰かの気持ちを考えすぎて疲れてしまう』方へ参考になればと思います。